さあ、いよいよむかえた準決勝。集合時間は9時。しかし、ユキヒロが来ない、、、オリスタに来る途中に自転車がパンクしたと、、、なんか不吉な前兆か?(普通に歩道を走っていたのに、パンクというより後輪のチューブが爆音と共に破裂!さすが、宇宙人の息子?勝ちたい気持ちが強すぎて宇宙パワーを垂れ流し、その力にチューブが耐え切れなかったのだろう!笑)マツモトキヨシから走ってつゆだくではなく、汗だくで登場!全員集合したところで室内練習場でウォームアップ開始。各選手たちの体調も気持ちも良さそうにキャッチボールやバッティング練習をしている。準決勝の相手は、東柳クラブB。今大会の様子を見ているとBといえど、侮れない好チームの印象。気合十分、細心の注意を払って、試合に臨む!
先発はユウキ。先頭打者を三振に取るも振り逃げでランナー一塁。次打者の送りバントで一塁ランナーが三塁まで進む。ワンアウト三塁で3番を迎えるもライトフライ、4番をファーストフライに抑える。その裏の攻撃は、一死後、リョウタロウがフォアボール、ユキヒロがセンター前ヒットで出塁するが後続が倒れて無得点。
2回表を三者凡退に抑え、リズムよく攻撃に移る。シュント、ナオヤ共にセンターフライの後、出ました昨日のヒーロー、ア、サ、ヒ!今日の初打席、昨日の好調さを維持しているかと見ていたら、まさかのランニングホームラン!2日で3本のランニングホームランってあり得るの?ベンチ、スタンドとも大騒ぎでアサヒを迎え入れる。先制点を取り、俄然調子に乗る南球ナイン。
3回表、先頭打者をフォアボール、バントで2塁に送られたがセンターフライでツーアウト2塁。2番打者にレフト前へ運ばれたが、走者は三塁ストップ。3番をレフトフライに仕留めて、チェンジ。先頭のユウキは気分よく打席に入り、電光一閃!のランニングホームラン!おいおい、どうなってんの?と驚きつつもベンチは大盛り上がり、、、この回も1得点。
4回表、4番、5番に連続ヒットを打たれ、ノーアウト1、2塁。6番を三振に切って取り、7番をサードゴロ、ツーアウト2、3塁とされたが、8番を三振で無得点に抑える。こちらは先頭のシュントがツーベース、ナオヤの送りバント、アサヒの内野ゴロの間にシュントが生還して、この回も1得点で3-0のリードで終盤へ、、、
5回表、ツーアウトから2番打者にランニングホームランで得点を許すが1失点に抑えて、南球の攻撃は、先頭のユウキがフォアボールで出塁し、盗塁。リョウタロウのヒットでノーアウト1、3塁。ユキヒロの内野ゴロの間にユウキが帰り1得点、マナトのツーベースで2点目。ジンは倒れたが、シュントの連続ツーベースでマナトが帰り3点目。打線が効率よくつながり得点を重ねる。
6回は、両チームとも無得点。
最終回は、マナトが調整登板。決勝に向けて、今日のマウンド状態を確認。2者連続三振の後、最後の打者をセカンドゴロに仕留めて、ゲームセット!
決勝進出おめでとう!
君たちを見ていて、思い出した言葉、、、
勝つことは習慣になる!あいにく負けることも習慣になる!
自分が熱中すれば、それがチームメイトに熱く伝わる!
するとみんながもっとがんばろうという気になって、
そして大勢の応援につながるんだ。
うんと熱中することさ!
ジンの熱い思いと熱中度が、最初はバラバラだったかけら(選手たち)が、ひとつ、ふたつと足りなかったピースが埋められていき、チームとして最後のピースを埋める段階まで来た。決勝戦で真円を描けるか?
あと、ひとつ! やってみせてくれ!