全日本も惜敗に終わり、目標としてきた大会を終えたことでモチベーションの維持が難しいところ。
監督のはからいで、9月下旬から多くの練習試合を組んでいただきました。
選手個人としてもチームとしても多くの課題を見出し、改善・修正を加えていきたいところ。
とはいえ、中々一筋縄ではいかず、中学生ともなればなおさらのこと。
『やりたいこと』と『やるべきこと』を区別するには、まず『目的や意味』を理解すること。
ところが、『やるべきこと』の中には『目的や意味』が理解しにくいものがそれなりにあるもの。
『目的や意味』を理解するには『結果』や『成果』があるとわかりやすいが、『やるべきこと』の中には必ずしも『結果』や『成果』に結びつかないものも多い。
例えば、『努力』はそれに該当する。
素振りやシャドーピッチング、走りこみなど、チーム全体練習とは別に個人で陰ながら練習する。
『努力』することは、必ずしも『結果』や『成果』には結びつかないが、間違いなく『やるべきこと』には該当する。
道具の用意や、片付け・手入れ、グラウンドの整備や雨天後の水取などの野球をするための準備もやはり『やるべきこと』に該当する。
これもまた『努力』と同じように『結果』や『成果』に結びつけにくいが、野球道において『目的や意味』を理解しがたいことでも、しっかりやっていこうと指導を受けるのは、自らを律して『やりたいこと』に流されず、『やるべきこと』を見出すためではないだろうか。
と…筆者も数十年の野球道の中で、今更ながら感じている。(反省)
とにもかくにも、冬はすぐそこ。残念ながら信州の冬は寒くて雪も多い。
野球に対して向上心の強い選手達だからこそ。
自らを律して『やるべきこと』を。
頑張れ!南球球児!!