3月に入り、春の陽気が日に日に増して、いよいよ試合が出来る状況が整ってきた。
これまでの地味な練習から一転、試合に近いかたちでの練習が増える。
練習試合もここ2週間で4試合、試合ともなれば結果が気になるのも無理はない。
が、しかし。
ここはまず焦らないこと。当然のことながら、冬の厳しい練習に耐えてきた君たちの体は大きく成長し、これまでの感覚とは『ズレ』が生じている。
皆それぞれに成長期があり、個人差がある。この『ズレ』もまた大きい・小さいが人それぞれであるので厄介である。
体が大きくなったとか背が伸びたとか、視覚的な要素だけでは知りえないので尚更。
自分の結果もさることながら、仲間の結果も気になるだろう。互いに切磋琢磨しあいながら競いあってきたのだから当然である。
だが、今は感覚を取り戻していく作業が大切。
目の前の結果を自信にすることは構わないが、一喜一憂せず、焦らずに自分を見つめ、これまで通りたゆまず(休まず)・怠らずに元気を出して、練習に励む時。
思い通りにならない時ほど、下を向かず前を見て、出来ることを精一杯やる。
そうすることで、感覚が研ぎ澄まされてまた良いプレーができる。
落ち込んで手を抜いてプレーしてたら戻るものも戻らない。
大丈夫!まだまだ時間はある。苦しい時ほど成長できるチャンスがそこにある。
頑張ろう!南球球児!!