師走が近づく11月最後の日曜日、今年最後の練習試合を実施いただきました。
個人もチームも攻守ともに夏からの成長を感じられるところはあったのではないか?しかし接戦になればなるほどたった一つのサイン・走塁ミスや、イージーな打球のエラーが勝敗を左右するのが野球。
監督が練習終わりに指導してくださった、ミスが起こる時の原因の一つは何だったか?守備でも走塁でも同じだが、様々なケースを想定して準備出来ているか?チームの一員として役割を果たすためには、監督が出すサインの意図やプレーに対する指示を理解しなければならない。
また野球はチームスポーツなのだが、バッターボックスや打球の処理など個の戦いも存在する。その時にミスを恐れず自信を持ってプレーするために必要なことは何か?言うまでもないだろう。
そして監督が今日の君たちに最後まで強く伝えたメッセージは何だった??私が聞いていて感じたのは試合中も練習中も相手チームや監督・コーチの気迫に負けてはいないだろうか??練習の時からチームメイトと切磋琢磨し、1人1人が「俺がやってやる」と言う強い気持ちを全面に出して向かってこい!そう感じた。もちろん大きな声を出すことだけが気迫の表われではない、内に秘めた本気の気迫は静かな闘志で周囲に伝わるものだ。練習では監督もコーチも君たちのために真剣に指導し、必死にノックを打ってくれる。その気迫に必死なプレーで応えることが大切なのではないか??自分でも考えてみて欲しい。
野球も人生も上手くいかないことがたくさんある。エラーも三振もする。
そんな時に下を向いても何も起こらない。次のプレーへ前向きに一歩を踏み出す強さを持って試合中も毎日の努力も途中であきらめず、粘りずよくコツコツと続けること。厳しい冬から春へ向けて「目的」と「目標」を明確にして全員がレベルアップして欲しいと思う。
全力を尽くす君たちを、我々も全力でサポートしたいと思っている。
監督の気迫を超えろ!!南球球児!!